今年も、観劇へのパワーは変わらずで、
とんとんと、観てきました。
まず、これ

「才原警部の終わらない明日」
堤真一さん主演です。
コメディでした。
演出脚本が福田雄一さん。
テレビドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」の演出脚本と同じ方です。
だから、踊ってましたよ、堤さんが。
歌っても、いました。
警部なんで、ピストルもだしてきます。
そこはドラマのSPを、彷彿とさせるかっこよさでしたよ。
お話は、ある政治家の愛娘の誘拐事件を解決するお話。
感想は、ただただ面白いでした。
踊る、それもキレよく踊る堤さんですよ、それだけで面白かったです。
つぎに、これ

「漂流劇ひょっこりひょうたん島」
井上ひさしさんの作品
昔、NHKでやってた人形劇ですね。
あるところのとある場所に、先生と生徒が遠足に来ています。
そこが噴火か地震で漂流する島となり、その島で出会う人々とのお話のはず。
意味がよくわからなかったです。
場面場面は、面白いかったんですが、
話のつながりがわからず、結末も何を表現したかったかも、私にはわかりませんでした。
井上ひさしさんがなくなった後の作品の権利を奥様がお持ちで、
人形劇を舞台化するにあたり、少し内容でもめていたと後で聞きました。
ポスタ-にも、お名前ないですもんね・・そんなこんなで、制限多くてかどうか?は、わかりませんが、
意味を求めて観るにはとっても難しかったです。
続いて、これ

『DNA-SHARAKU』
お話は、人工知能が支配し、「創造する心」が否定された近未来。歌も絵も物語も全て禁止。
その「創造する心」の元は、全て写楽の創造から人類に植え付けられとされ、
そのDNAをもつ者は危険人物とされ削除される。
そして人工知能は、その写楽を抹殺するよう命じ、
その 2116年の未来と、その分岐点となる2045年、さらに2016年の現在と、
過去―謎の絵師東洲斎写楽が活躍する1793年―、
この4つの時代を舞台として繰り広げられるSF歴史スぺクタクルミュージカル。
主演が、ナオト・インティライミ他に、ミッツ・マングローブ、イッセイ尾形、
テレビに出てる人がメインで、そこに舞台俳優さんでした。
映像が凝ってました。前で見るより後ろで観た方が効果がある感じでした。
最近は映像を多用する舞台も増えました。良い時と悪い時があるかな・・・
で、テレビの人が出てるとチケットは売れるんですが、少し席が空き気味でした。
内容も面白く、頑張ってましたけど、宣伝のせいかな。
もったいない。
toku