少し前になりますが、はい、行ってきました、

「怖い絵」展
面白かった。

あまり借りたことないんですが、今回は案内ガイドのイヤホンも借りて補足してもらいながら観てきました。
もちろん、この本も読んで行きました。

シリーズでたくさん出てるので、順番に読んでいます。
メインの「レディジェーングレィの処刑」は、迫力あり、そして、どこもかしこも意味深くて、
たっぷり時間かけて、観てきました。
かなり大きな作品で、
処刑されるレディジェーンが着てるドレスの、美しさが際立ってました。
そして、処刑場の生臭い感じ。
ほんと時間が止まって、その歴史を覗き見してる感覚でした。
始まってすぐに行ったので、まだゆっくり観れました。
他にも、たくさん意味深い面白い絵画がたくさん観れて、大満足でした。
そして、こちら

プリューゲルのバベルの塔展、観てきました。
観るなら、お盆の有給奨励日か金曜/土曜のナイター営業の時間をねらっていましたので、
8/10有給奨励日を有効に使って行きました。
プリューゲルのバベルの塔、
思っていたより小ぶりな作品でした。
本やポスターから、勝手に大きな作品だと決めつけてました。
奥行き、迫力、書き込みの細かさ、立体感、重厚な作品でした。
バベルの塔は、旧約聖書の創世紀にででくるお話の中の塔です。
ノアの方舟の後のお話しで、
諸説あるみたいなんですが、おおむねは、
ノアの息子は神に、世界各地を与えられ、人々をいろんな土地に散らばらせるようにと言われていました。
が、人々は同じ場所で同じ言語で暮らしていました。
そして、その土地で天まで届く塔を建てようと作り始めます。
それを上から見てた神が、
それぞれに言葉を与えて、お互いに何を話しているか、わからなくし混乱させました。
すると人は塔を作るのをやめて、世界各地に散らばって行った、というお話。
その塔がこのバベルの塔。
いろんな画家が書いていますね、プリューゲルも、あと二枚くらいあるらしいです。
この美術展には、前に紹介したボスの作品も三点きてました。
とても、肉厚な作品でした。
この2つの美術展を観に行って、
世界史もギリシャ神話も、今までもうすこし興味もって、触れてれば、
1枚1枚の絵ももっともっとひろがって奥行きが見えたのかもと思いました。
キリストの絵もたくさんありました。
キリストの情報源は、もっぱら、「聖おにいさん」・・・漫画です。
それでも、読んでいたので、あっこの人!とか、あっ、このあととこうなっちゃう!とか、少し広がりました。
反対に帰って読み返してみても、箇所箇所の面白さが、倍増しました。
何にでも、興味もつもんだと、改めて思いました。
toku