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5月 イタリアより 4

今日は展示会訪問と今回の中心商材であるブライダルに関してのお話を。

今回は昨年より始まった ITALY BRIDAL EXPOについて。昨年に引き続きのまだ2回目の新しい展示会です。
そんな状態なので、諸々のオーガナイズがなっていない!!




展示会上の入り口。ローマ市内からも空港のあるフィウミチーノ市からも離れており。。。不便!

ブライダル関連の展示会と言えば、スペイン・バルセロナのNOVIA ESPANAとミラノで行われるSPOSA ITALIAが大きい展示会です。英国、フランスもありますが。




主催者と今回話ができたのですが、ミラノ一色であるイタリアでの展示会に風穴をあけ、ローマを中心にしたエリアで動きを付けたいという事でした。イタリアのブライダルメーカーは、ローマ―以南の地域が多く、最北部であるミラノでの展示会がどうなの?という疑問もあるのでしょう。
首都ローマとしては、譲れないところでしょうな。

前にイタリア人に聞いたことがありますが、多くのイタリア人が「自分たちこそ、イタリア人と思っている。まあ、その前に地域への愛着が強いけどね」と。
確かに今回も、「ローマ、最高でしょ!」って言っていたイタリア人がいた気がしたな。
ローマのイタリア語こそ中心とも言っていました。
私はフィレンツェがイタリア語としての中心と聞いたことがあったので、それを伝えると、
「あいつらも独特の発音があるよって!」

そして

「やっぱり、ローマでしょ!」






そんなイタリアのブライダルですが、大きく2つに分かれます。

1-MADE IN ITALYを全面に出してくる商材

2-DESIGN BY ITALIANで生産がアジアもしくは東欧

私は、どちらもいいと思っています。

イタリア製は手造りさと素材のデリケートさを全面に出し、華やかで繊細なイメージです。
もちろん、素晴らしい商品です。

一方、アジアや東欧生産の商品は機械を利用して大量生産に耐える商材をつくる。
価格帯を抑え、より市場に合ったものを提供する。

どちらも良さがあり、ものづくりに対する姿勢は素晴らしと感じます。
特にブライダルというオケージョンウェアの場合、そのメーカーの姿勢、哲学、ポリシーなどが重要と、私は思います。


お安くない商品ですから、そこまでの気持ちと情報を含めて商品価値があるのものと、私は認識しています。




初めての取引先のオーナー(中央)とデザイナー(左)。右のモデルさんは英語通訳をも兼務。めっちゃ疲れる~とこの後にこぼしてた。~バイト代、ダブルでもらいなよ。





Ken NIIYAMA






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